令和7年度
1年生
2025年9月10日(水) 油山研修(1回目)
環境科学コース1年生が油山研修(1回目)を行いました。
朝から前が見えないほどの土砂降りで、午前中は予定変更の可能性もありました。
午後からは雨も上がり、安全を考慮しながらとはいえ、野外での活動も実施。
油山自然観察センターではまず、身近な自然の成り立ちについての話を聞きました。
明るいところが好きな木、暗いところが好きな木など、自然の中には凸凹(でこぼこ)があるというお話でした。
実際に観察センターの周辺を歩いてみると、一言で「山」と言っても凸凹があることに気づきましたね。
後半は、積極的に質問する生徒の姿もありました。
今回の学びを生かして、これからの研修も頑張りましょう!!



10月8日(水)和白干潟研修
環境科学コース1年生が和白干潟研修に行きました。今年は九州大学水産実験所の小山助教に講師を務めていただきました。
午前中は、学校で地理、物理、化学、生物、地学と複数の視点から干潟について講義を受けました。干潟の潮の満ち引きと河口域での塩分濃度の変化や、アサリやムツゴロウなど干潟の生物の特徴について学びました。難しい内容もありましたが、干潟についての理解が深まりましたね。
午後は、和白干潟の河口へ行き、防潮堤に近い場所と海に近い場所でウミニナの個体数を調べました。既に論文で発表されているウミニナの分布の違いについて、和白干潟でも同様の違いが見られるのか調査を通して検証することで、自然を科学的に見る体験ができました。
干潟にはたくさんの生き物がいて、皆は興味津々!「アサリがいた!」「何か跳ねてる!」と、あちこちで声が上がりました。
学びも発見もいっぱいで、とても充実した1日になりました自然の奥深さを肌で感じながら、環境について考えるきっかけになった研修でした!



2年生
2025年7月15日~18日(3泊4日) 屋久島研修
今年も、環境科学コース2年生が屋久島研修に行ってきました。
「人2万、シカ2万、サル2万」と言われるほど動物や自然が人間の近くにある屋久島は普段目にする景色とは全く違いました。
◎1日目
高速船で鹿児島から屋久島へ。屋久杉自然館で「屋久杉」の特徴や、人間との歴史について学びました。入ってすぐの場所に約1.2tの巨大な縄文杉の枝が展示されており圧倒されました。
◎2日目
少雨ではありましたが、ヤクスギランドを歩きました。途中、土砂崩れをした場所を見つけました。ガイドの方の話では、このような場所から新しい木が生えてくる「更新」が起こるそうです。
◎3日目
コース別に分かれて研修をしました。自然環境コースでは春田浜や猿川のガジュマルなどを見に行きました。歴史文化コースでは歴史民俗資料館で昔の屋久島の人々の生活を体験しました。急な天候の変化のため、実施できなかったプログラムもありましたが屋久島の自然を満喫した一日でした。
◎4日目
まだまだ屋久島でやりたいことはありますが、福岡へ帰る日が来ました。沢山の経験をお土産に帰路につきました。



10月22日(水) 課題研究中間発表会
令和7年度第2学年中間発表会を行いました。今年の課題研究のテーマは次の7つです。
「環境問題を分かりやすく・楽しく伝える~My Earthの使用とその有効性~」
「コンポストでごみを減らそう」
「ミディゲーションから環境保全へ~五ケ山ダムビオトープの生物調査から環境副読本の作成に向けて~」
「商品開発」
「福岡県立柏陵高校防災計画」
「環境教育を目的とした地域交流」
「和白干潟」
原稿を読み上げるのではなく、自分の言葉で、聞き手の人と対話することを意識して発表に臨みました。最初は緊張のあまり、言葉が出てこない班もありましたが回数をこなすことで、磨きがかかっていきました。



3年生
その他
全国高校生自然環境サミット(8月6日~8月8日)
環境科学コースの2年生代表3名が「第26回全国高校生自然環境サミット」へ参加をしました。環境サミットでは環境学習に積極的な取り組みをしている全国の高校生が「自然との共生」をテーマに意見交換や自然体験をします。
◎事前学習会(7月31日)
全国の各高校から環境に関する学びや保全活動について発表がありました。
オーバーツーリズムによる環境の悪化について考え、実践をする高校や、海に漂着するごみについて調査した高校がありました。柏陵高校も屋久島研修での学びについて発表しました。
◎1日目(8月6日)
佐賀県鹿島市の肥前鹿島干潟で干潟体験をしました。福岡の和白干潟と違い泥の粒子が細かく歩くたびに沈んでいく感覚が新鮮でした。カニやムツゴロウの赤ちゃんなどの生き物もたくさん観察できました。
◎2日目(8月7日)
佐賀県唐津市へ移動しフィールドワークを行いました。雨天のためシーカヤックは中止となりましたが弁天島での生き物調査ではタイドプール(潮だまり)などを回り、柏陵生も「海の宝石」と呼ばれるシラヒメウミウシを見つけることができ大興奮でした。
◎3日目(8月8日)
環境をテーマにした意見交換のワークショップのまとめを行いました。3日間にわたり柏陵生はファシリテーターを務め、司会進行や各班での話し合いのサポートを行いました。自分の意見をまとめるだけでなく全体を把握して、適切な助言をすることに苦労しました。
ワークショップの中で「自然を守ること」「人間活動しながら環境をどう守るのか」「人はどこまで自然に介入するべきか」について話し合い最後には各高校で「環境宣言」を行いました。環境サミットを通じて柏陵生は弁天島での漂流ゴミを見て「もっと多くの人に環境問題について関心を持って欲しい」と感じ、「環境問題について啓発活動を継続していくこと」を宣言しました。



環境ファスティバルふくおか2025(10月25日・26日)
環境科学コース2年生「My Earth」班が環境ファスティバルふくおかへ参加してきました。
NPO法人SoELa(ソエラ)が提供する「My Earth」というカードゲームは遊びながら環境について学べるものです。昨年のMy Earth班では「玄界灘Ver.」を制作、今年は「和白干潟Ver.」を作っているところです。
環境ファスティバルふくおかでは沢山の人にMy Earthで遊んでもらいました。小学生を中心に幅広い年代の人にMyEarthのルールを説明しながら、環境問題と生態系の関りについても話をしました。ステージでは、柏陵高校環境科学コースの紹介や活動報告をしました。


佐賀県立唐津青翔高等学校とのプチ交流会(12月12日)
8月の環境サミットで交流ができた佐賀県立唐津青翔高校環境系列の皆さんを迎えて交流会を行いました。柏陵高校からは2年生5名、1年生8名が参加し、普段から研修やボランティア活動を行っている油山の自然についてガイドを行いました。
事前に下見をして、分からないことは「森を育てる会」の皆さんに相談をするなどして準備をしていきました。当日は、クスノキ広場でアイスブレイクをして、アカマツ林、水の森、カブトムシの森など同じ油山でも様子の異なる植生について紹介をしました。
見慣れた油山の景色でも、唐津青翔生にとっては地元の山と異なる自然が珍しかったのか、違いについて教えてもらうなど、柏陵生にとっても多くの学びを得る機会となりました。

