アサリの採集・浄化実験
 汚濁水の入った2本のペットボトルを用意し、片方にアサリを入れ水質浄化の比較実験を行いました。その他、ホソウミニナ、マメコブシガニなども観察できました。

和白干潟研修
平成21年11月2日

 和白干潟は福岡市の博多湾東部にある面積80haの干潟で、多くの底生動物が生息し、絶滅危惧種のクロツラヘラサギなどの世界的に貴重な水鳥が飛来する場所です。
干潟の生き物を観察しながら、干潟の浄化作用や人間の生活と自然との関係について学習します。

和白干潟の解説
 今年も講師として和白干潟を守る会の方々に来ていただき、国際的に重要な湿地である和白干潟の生物や浄化作用などについて詳しく教えていただきました。

 和白干潟は、東アジアの水鳥の渡りのルート、シベリアから日本列島を通り東南アジアやオーストラリアまで渡るルートと中国大陸から朝鮮半島を通り九州北部を通るルートの交差点にあたる国際的に重要な湿地です。また、水鳥たちの中継地・越冬地としても重要な場所です。
 干潟に生息する生き物を観察することで、人間と自然との共存のあり方について考えさせられる研修になりました。
ウラギク ハママツナ 鳥の足跡 大潮干潮時
野鳥観察
 野鳥の観察をしています。過去20年間に235種の野鳥が記録されている和白干潟。
 特にミヤコドリの定期的渡来地として全国的に有名な干潟ですが、残念ながらこの日は発見できませんでした。