屋久島研修(平成20年7実施)

  本コース2年生は夏に屋久島研修に参加します。今年は7月3日〜6日の3泊4日の日程で実施しました。
屋久島は雨が多いことで有名ですが、今年は天候にも恵まれ有意義な研修になりました。



【1日目】

屋久島到着後,はじめに屋久島環境文化村で屋久島の地形などについて研修を受けました。

 ●夜は,永田いなか浜でウミガメの観察を行いました。幸運にもアカウミガメの産卵を見ることができました。

【生徒の感想】
 ・1つの命が生まれる瞬間を見ることができて本当に感動しました。本当に貴重な体験でした。卵からふ化して無事に一人前のカメになってくれることを願っています。
 ・ウミガメが一生懸命子孫を残そうとしているのに,私たち人間の手によって砂浜が削られたり,テトラポットや堤防などによって上陸・産卵が阻害されています。これを減らしていくべきだと思いました。

【2日目】

【大川の滝】
 日本の滝100選にも選ばれている滝です。
 粘板岩の崖の上から流れ落ちる水は豊富で高さ88mの屋久島で随一の規模です。
【西部林道】
世界遺産地域に登録されており,照葉樹林を観察しました。
【タイドプール】に生息する生き物を観察している様子です。 【ガジュマルの木】根が空中に露出しています。
【千尋の滝】
 巨大な一枚岩の花崗岩の間をV字型に流れ落ちる滝。
 落差60mもあり,スケールの大きさにみんな圧倒されていました。

【3日目】

【屋久杉ランド】でフィールドワークをしている様子です。切株更新や倒木更新,着生植物などについて学びました。
【天柱杉】
 樹齢数千年と言われる数々の屋久杉に出会いました。
 「1000年以上も生きる秘密 ― あなたはご存知ですか?」

【屋久杉自然館】屋久島の歴史について学びました。

    世界遺産に登録された西部林道のフィールドワークやウミガメの産卵の観察,
  屋久杉をはじめとする多くの植物の生態について学ぶことで,多くの感動を得ることができ,
  また自然保護の重要性について学ぶことができました。



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