大気汚染調査 (11月)



  自動車の排気ガス中の @二酸化炭素 A窒素酸化物 B二酸化硫黄の濃度を測定して、汚染の程度を比較しました。

     器具・・・ガステック(ガス測定器)、気体検知管

  まず、装置の使い方に慣れるため、実験室で硫黄を加熱して発生させた二酸化硫黄、呼気中の二酸化炭素、硝酸鉛を
  加熱させて発生した二酸化窒素の濃度を測定しました。その後、外に出て自動車3台の排気ガスを調査しました。


《気体検知管》 二酸化窒素を発生させて袋に集めています。
検知管をセットしています。 ハンドルを引いて気体を吸引します。 吸引後、検知管の数値を確認します。
いよいよ、排気ガスの測定です。
排気口から10cm離れた地点と
50cm離れた地点の濃度を測定しました。
採取したガスを吸引します。
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検知管の数値を測定しました。


      生徒の感想  
 汚染を防ぐ為にはどのようなことを心掛けていくことが重要だと思いますか?

  ・自家用車の使用を減らし、公共の交通機関を積極的に利用する。
  ・ゴミを減らすとともに、分別を徹底する。
  ・スイスではアイドリングストップを30年前から実践しているので日本もアイドリングストップを徹底する。
  ・資源の無駄遣いをしない。
  ・エコカーを利用する。
  ・環境にやさしいガソリンを使用する。


 感想

  ・車種によって汚染度が異なってくることがわかったので、なるべく汚染度の低い車に乗りたい。
  ・今回の実験で、普段乗っている車が環境に悪いことを改めて認識することができた。
  ・最近の車は「環境にやさしい」と宣伝しているケースが以前に比べて多くなっているが、どのような点でやさしいのか興味を持った。
  ・日頃から利用している車が環境に与える影響について考える良い機会となった。
   これから、大気汚染を防ぐ為に自分ができることをしていきたい。